狂犬病予防注射（犬）

犬の飼い主さんには狂犬病予防法で「狂犬病ワクチン接種」と「登録」が義務づけられています。岐阜県東濃地域では毎年４〜５月に東濃獣医師会による狂犬病予防注射の巡回が行われ、日程や場所は広報等で確認することが出来ます。犬の登録は最寄りの保健所又は役場にて手続きが出来ます。中津川市では健康福祉会館の健康医療科が窓口になっています。（狂犬病予防接種、登録ともに定められた手数料がかかります。）・ ・

フィラリアの予防（主に犬）

フィラリア症は血管や心臓の中に糸状の虫が寄生するとても恐ろしい病気です。吐血・咳・むくみ・呼吸困難・腹水がたまる、などの症状が現われます。フィラリアは蚊を媒介して犬から犬へと感染していきます。 予防法は蚊の飛んでいる時期に潜伏期間の1ヶ月をプラスした期間、フィラリアの駆虫薬を飲ませることです。東濃地域の予防期間は５〜１１月に当たり、駆虫薬の投与は月に１回×７ヶ月が目安です。また１年を通していつでも予防が出来る注射剤もあります。 ・・ ・病院ではまず血液検査をしてフィラリアに感染していないかを調べます。これはフィラリアが寄生している ・ところへ駆虫薬を与えると、フィラリアが死に血管にフィラリアが詰まってしまう危険性があるからです。 ・フィラリア薬には、注射・ジャーキータイプ粉薬・錠剤・と様々なタイプがあります。わんちゃんにあった薬を選ぶことが出来ます。

ワクチン（犬・猫）

ウイルスによる感染症はひとたび感染すると治療が難しく、症状が悪化すると命に関わる危険性もあります。 感染力の強い感染症には、定期的な混合ワクチンの接種が最も効果的です。 ・ ワクチンで予防できる犬の病気：犬伝染性咽頭気管炎・犬伝染性肝炎・犬パラインフルエンザウイルス感染症・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜犬レプトスピラ病（２種）・犬パルボウイルス感染症・犬ジステンパー ・ ワクチンで予防できる猫の病気：猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜猫クラミジア病・猫白血病ウイルス感染症 ・ ・ワクチンの効果は接種後約1年です。毎年決まった時期のワクチンの接種をお勧めします。 ・初回のワクチン接種では抗体が出来ないことがあるため、２〜４週間あけて追加接種が必要です。 ・ワクチン接種後は一日、はげしい運動やお散歩はお控え下さい。 ・ワクチン接種後、様子がおかしいいと感じられたときは速やかに当院へご連絡下さい。 ・そのほかご質問などございましたら当院へお問い合わせ下さい。

ノミ・マダニの駆除及び予防

あたたかくなり犬や猫がお散歩で外に出る機会が増える頃、ノミやマダニに接触する機会も増えてきます。 マダニはごく身近な草むらにひそみ、ノミは動物から動物へと簡単に飛び移ってきて吸血します。多くの場合かゆみを感じ、その部分を掻くことにより皮膚を傷付け、脱毛や細菌の２次感染を引き起こします。また動物から人へと病気を媒介することもあります。ノミやマダニがいるのを見つけてから駆除するのではなく、感染する前に予防するのが犬や猫にとっても負担が少なく理想的です。 東濃地域では５〜１０月頃が予防の目安ですが、環境や行動範囲によって変わってきます。 ・ ノミ・ダニによって引き起こされる動物の病気：化膿性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎・疥癬など ・ ノミ・ダニによって引き起こされる人間の病気：ノミ刺咬症・猫ひっかき病・Q熱・ライム病など ・ ・マダニをみつけても無理にはがさずにご来院下さい。無理にひっぱると皮膚の組織まではがれてしまうことが ・あります。 ・ホームセンター等で販売されているスポットタイプの薬では駆除出来なかったという方も是非ご相談下さい。

歯石除去

口の中の病気で最も多いのが歯周病です。歯に付いた歯石が歯と歯ぐきの間にも進行し細菌が感染、炎症を起こします。さらに進むとあごの骨まで細菌感染は進み骨が溶け出してしまいます。口臭がひどく、ものを食べることも困難になり、口の中の炎症は体の他の部分の病気の原因へとつながっていきます。 高齢になるにしたがい歯周病の発生数は多くなりますが、若い頃からのケアがとても大切です。 ・ ・ ・・ ・ 当院では歯科ポータブルユニットG8改良型により超音波スケーリングと ポリッシングを行い、質の高い歯の健康維持に努めています。 ・ ・ ・お口の健康管理には歯石除去と平行して、普段からのお口のケアがとても大切です。 ・当院にはわんちゃんの歯ブラシやお口のケア商品もそろっています。是非ご相談下さい。